ブログ
西日本豪雨から4年
西日本豪雨から4年を迎えました。
甚大な被害を受けた、岡山県倉敷市真備町にある市の真備支所では
追悼行事「祈りの灯」が開かれました。
地元の子どもたちが作ったキャンドル約300個が並び
「祈」や「22」の文字が浮かび上がりました。
犠牲になった人たちを悼み、思いを寄せる一日になりました。
きのうの番組にご出演頂いた、高齢者施設「ぶどうの家真備」
代表の津田由起子さんも、この行事に参加されました。
4年たっても、辛い思いや苦しい気持ちを忘れることは
ないとおっしゃっていました。(上の写真も津田さんが送って下さいました)
津田さん達は、豪雨で逃げ遅れた住民が犠牲になった苦い教訓から、
高齢者一人一人の避難計画「マイタイムライン」を作っているほか
入所している人や住民らが避難できる場所を確保しようと
防災タワーを整備しました。
車いすでものぼれる構造で
約4メートル四方のデッキ部分には、40人以上が避難できます。
災害を他人ごととして考えるのではなく、
自分にも起きる可能性があると考えること、
そして、地域とのつながりを強めておくことが大切だと話す津田さんです。
私も、多くの人の防災意識を高めていけるように
しっかり伝え続けたいと思っています。