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伝統の味 笹巻羊羹

100年ほど受け継がれている伝統の味「笹巻羊羹」を取材しました。

飛騨市の和菓子店・金木戸屋が作っています。



羊羹が笹の葉にくるまれた和菓子です。

ササは、近くに自生するものを集めてきます。

きれいにして形を整え、三角形の器を作ります。

そこに、熱い羊羹を注ぎ込み、冷めたところで葉の残りの部分で

羊羹にふたをするという大変手間のかかる作業です。



3代目の金田幸夫さんのお話では、昔は他にも笹巻羊羹を作っていた店がありましたが、

あまりに時間がかかり大変なため

今では、金木戸屋だけになってしまったということです。



ササの葉脈が浮かび、見事です。上品な味わいで、涼しげな気分になりました。

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