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コクチバスの駆除に向け「電気ショッカー船」の実証試験 岐阜市の長良川
コクチバスの繁殖拡大を抑える対策が求められる中、岐阜市の長良川で１４日、電気ショッカー船を使った駆除作業の実証試験が行われました。
電気ショッカー船は、水中に電気を流して一時的に魚の動きを止めて捕獲するものです。
実証試験は滋賀県の琵琶湖などで使われている船を長良川に持ち込んで行われました。
約４時間にわたり川岸の近くで作業を行った結果、コクチバスは捕獲できなかったものの、オオクチバス１０匹が捕獲されました。
水の中で電気を流すと、コイやナマズなどの在来魚も感電して動きが止まりましたが、いずれの魚もしばらくすると泳ぎ出し、死ぬことはないことが確認されました。
県の里川振興課では「捕獲効率の高い有効な方法であることが実証された」として、電気ショッカー船の導入を検討することにしています。
