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「二十四日市」に向け「宮笠」作り最盛期 岐阜県高山市

昔ながらの日用品などを販売する飛騨高山の冬の風物詩「二十四日市」を前に伝統工芸品...
宮笠を作る問坂和彦さん=9日、高山市一之宮町、問坂義一さん宅

 昔ながらの日用品などを販売する飛騨高山の冬の風物詩「二十四日市」を前に伝統工芸品の「宮笠」作りが高山市で最盛期を迎えています。

 宮笠は、農家の副業として戦後のピーク時には100軒ほどの家庭で作られていましたが、現在では問坂義一さん(87)と長男の和彦さん(60)の親子2人だけとなりました。

 この笠は地元の位山から切り出したヒノキとイチイの木を幅6ミリの細長い短冊状にして手作業で編み上げます。

 ※問坂義一さん
「(笠を)かぶっていただける方に感謝しながら伝統を絶やさないように頑張ってつくっています」

 宮笠は4種類あり、今月24日の「二十四日市」までに計60枚ほど作り、3000円から7000円で販売するということです。

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