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関市の高齢夫婦殺害事件 52歳長女の初公判始まる 責任能力の有無が争点
![2022年、関市の住宅で両親を殺害し、死体を損壊させた罪に問われている長女の裁判...](https://www.zf-web.com/news/.assets/240214-%E9%96%A2%E5%B8%82%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E5%88%9D%E5%85%AC%E5%88%A4%E2%91%A0.jpg)
2022年、関市の住宅で両親を殺害し、死体を損壊させた罪に問われている長女の裁判員裁判の初公判が14日、岐阜地裁で開かれました。
殺人と死体損壊の罪で起訴されているのは関市の無職 山田清美被告(53)です。
起訴状などによりますと、山田被告は 2022年8月、関市内の自宅で同居する両親をナイフで刺して殺害し、2人の遺体の首などをナイフで切るなどした罪に問われています。
山田被告は裁判長から起訴内容について問われると無言を貫き、黙秘しました。
弁護側は冒頭陳述で「犯行当時、本人は精神疾患に罹患していた。犯人であっても正常な精神状態でできるのか」などと心神耗弱状態だったと主張しました。
一方、検察側は「犯行後、ナイフを隠すなど正常な精神活動に基づいて行動している。精神疾患は事件への影響はなかった」と指摘しました。
裁判は今後、山田被告の刑事責任能力の有無などが争われます。