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元自衛官候補生を起訴、氏名を公表 3人死傷陸自小銃発砲事件 岐阜地検
![2023年6月、岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が小銃で撃たれ死傷した事...](https://www.zf-web.com/news/.assets/230704-%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E4%B9%B1%E5%B0%84-%E5%87%A6%E5%88%86%E7%99%BA%E8%A1%A8%28%E9%80%81%E6%A4%9C%29.jpg)
2023年6月、岐阜市にある陸上自衛隊の射撃場で隊員3人が小銃で撃たれ死傷した事件で、岐阜地検は28日、岐阜家裁から逆送された元自衛官候補生の19歳の男を強盗殺人などの罪で起訴し、改正少年法の「特定少年」として氏名を公表しました。
強盗殺人と強盗殺人未遂の罪で起訴されたのは、元自衛官候補生で住所不定・無職の渡邉直杜被告(19)です。
渡邉被告は2023年6月14日、岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で、射撃訓練中に隊員3人に向けて小銃を発射し、2人が死亡し、1人が重傷を負いました。
起訴状によりますと、渡邉被告は弾薬を奪おうとして3人を銃撃したということです。
実名を公表した理由について岐阜地検の清水博之次席検事は「特定少年の健全育成や更生を考慮する一方で、事案の重大性や地域社会に与えた深刻な影響を考慮して公表する」と説明しました。
岐阜放送では19歳の元自衛官候補生についてこれまで匿名で報じてきましたが、岐阜地検が「特定少年」として元自衛官候補生の氏名を公表しましたので、事件の重大性や社会的影響を踏まえ実名で報道します。