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長良川鵜飼・小瀬鵜飼開幕 1300年以上の歴史 岐阜の夏の風物詩

1300年以上の歴史を持つ岐阜市の長良川鵜飼と岐阜県関市の小瀬鵜飼が11日夜開幕...
篝火が川面を照らす長良川鵜飼=11日、岐阜市湊町、長良川

 1300年以上の歴史を持つ岐阜市の長良川鵜飼と岐阜県関市の小瀬鵜飼が11日夜開幕しました。

 このうち、岐阜市の長良川鵜飼は、開幕を前に安全祈願祭が行われ、鵜匠らが観覧船の安全と豊漁を願って玉串を捧げました。

 また、珠玉丸と名付けられた新たな観覧船も披露されました。

 岐阜市の柴橋正直市長は「精一杯、おもてなしをさせていただく」とあいさつし、開幕を心待ちにする客を乗せた観覧船は次々と岸を離れました。

 午後8時ごろ、篝火が川面を照らす幻想的な雰囲気のなか、鵜飼が開幕しました。

 鵜匠と鵜が織りなす伝統の技を間近で目にした乗船客からは歓声や拍手が沸き起こっていました。

 市はことし、全ての観覧船の定員をコロナ禍前と同じにしたほか、インバウンド対策を充実。

 椅子席の観覧船を1隻増やして2隻にしたり、ホームページを使って申し込む予約システムに英語入力を加えたりして、9万人の乗船客数を目指しています。

 一方、関市の長良川で小瀬鵜飼が開幕。観覧船が鵜舟に寄り添うように進み、乗船客は 古式ゆかしい伝統の漁法を間近で楽しみました。

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