ＳＮＳで知り合った岐阜市の男子大学生に暴行監禁、現金など奪う　自称彫師の３９歳男を強盗傷害、逮捕監禁容疑で逮捕

　ＳＮＳを通じて知り合った男性に暴行を加えて監禁し、けがをさせた上、現金などを奪ったとして、自称彫師の男が２３日、逮捕されました。

　逮捕監禁と強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも自称で、香川県高松市亀岡町の彫師の男（３９）です。

　警察によりますと、男は２０１９年５月２５日午後７時５０分ごろ、岐阜市加納天神町の神社で、ＳＮＳを通じて架空の覚醒剤運搬業務を依頼した岐阜市に住む男子大学生（当時２２）に対し、顔を殴るなどの暴行を加えて全治１週間のけがをさせ、現金約１万円と財布やキャッシュカードなどが入った手提げかばんなどを奪い取った疑いが持たれています。

　また、男は男子大学生を無理やり車に乗せ、愛知県犬山市まで連れ去り、監禁した疑いも持たれています。

　男は、今年３月にも同様の手口で、海津市に住む男性会社員（当時２３）から乗用車などを奪い取った疑いで逮捕されていました。

　警察によりますと、男は容疑を否認していて、警察が動機や余罪などを調べています。