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夏山シーズンを前に 御嶽山登山者の安全祈願祭 岐阜県下呂市

10年前、噴火により63人が犠牲になった御嶽山で3日、本格的な夏山シーズンを前に...
御岳山のふもとで行われた安全祈願祭=3日午前、下呂市小坂町落合、御嶽濁河高地トレーニングセンター

 10年前、噴火により63人が犠牲になった御嶽山で3日、本格的な夏山シーズンを前に登山者の安全を祈る祈願祭が行われました。

 安全祈願祭は、御嶽山のふもとの下呂市小坂町にある御嶽濁河高地トレーニングセンターで行われ、山内登市長ら約20人が参列しました。

 初めに闘鶏楽の鉦の音が響き、2014年9月の噴火での犠牲者に黙とうがささげられました。つづいて参加者が玉串を捧げ、今年の登山の安全を祈願しました。

 飛騨小坂観光協会によりますと、去年の岐阜県側の登山者数は約6000人で、コロナ前の4000人前後と比べ増加傾向にあるということです。

※山内登下呂市長 
 「本年度下呂市では、五の池小屋にシェルターを一基、そして来年度にもう一基設置させていただいて登山者の方々の安全をしっかり守ってまいりますので、御嶽山の登山を皆さんにぜひ、楽しんでいただきたい」

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