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河合副知事にけん責処分 敷地内禁煙の庁舎内で喫煙 管理職ら18人も処分 岐阜県
岐阜県は5日、敷地内禁煙の県庁舎内でたばこを繰り返し吸ったとして、県の河合孝憲副知事(66)を一般職の戒告に相当する けん責の処分にしたと発表しました。
県によりますと、河合副知事は、健康増進法が改正された2020年4月からことし2月までの間、週に5回から8回程度、庁舎内の副知事室で喫煙していたということです。
河合副知事は、2018年4月から屋内での喫煙が禁止となった以降、指定された屋外の喫煙所でたばこを吸っていましたが、県の聞き取りに対し、「業務で時間的に余裕がなくなったため、副知事室でたばこを吸うようになった」と話しているということです。
河合副知事は、「県民の皆さんの信頼を損なう結果を招いたとこは私の不徳の致すところ。深くお詫び申し上げます」と謝罪。
これを受け、古田肇知事は「県政を預かる身として県民の皆さまには深くお詫び申し上げますととともに、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
県によりますと、これまでに副知事が懲戒処分となった記録はないということです。
県ではことし3月、防災課の課長級職員2人が庁舎内でたばこを吸ったとして懲戒処分を受けていて、県では4月に職員およそ5500人にアンケート調査を行っていました。
この調査を受け、県は、管理職10人を含む職員18人を訓告や厳重注意などの処分としました。