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「人が集まるまちにしていこう」 岐阜・池田町の竹中誉新町長が初登庁
セクハラ行為を認定された前の町長の辞職に伴う揖斐郡池田町の町長選挙は9日投票、即日開票され、無所属新人で会社員の竹中誉さん(53)が初当選しました。
一夜明け、竹中さんは町役場で当選証書を受け取り、職員を前に訓示しました。
9日の選挙では新人の竹中さんが同じく新人の2人を大差で退け、初当選を果たしました。
今回の選挙は岡﨑和夫前町長のセクハラ問題で失墜した町政への信頼回復の進め方や、少子高齢化、人口減少対策などが焦点となっていました。
投票率は51.89%で、前回選挙戦となった去年の58.29%を6.4ポイント下回りました。
当選から一夜明け、竹中新町長は10日午前8時過ぎに初登庁、正面玄関で職員から拍手で迎えられ花束を贈られました。
町長室に入って町長のいすに初めて座ったあと、当選証書を受け取り、「あらためて多くの方の支持により選んでいただけたと自覚を新たにした」と話しました。
午前9時からは就任式が行われ、職員を前に次のように呼びかけました。
※池田町 竹中誉新町長
「池田町にはさまざまな問題、難局が押し寄せております。そうした難局を皆さまのお力を借りながら、一丸となって乗り越えていきたいと思っております」「皆さまが持てるそれぞれの能力をほぼ100%職務に注ぎ込めるような環境と体制をいち早く、議会の皆さま、それから町民の皆さまと同時に、一緒に考えて制度化をしてまいりますので、私と一緒にこの池田町をより良い、楽しい、人が集まる、そんなまちにしていこうではありませんか。どうぞよろしくお願いします」
竹中新町長は公約で、新しい池田町を町民と一緒につくるとし、人口減少対策などを強調していました。
池田町の人口は6月1日現在で2万2600人余りで、ピークだった2010年から2000人余り減少しています。