ニュース
- ニュース一覧
- 岡﨑前池田町長を岐阜地検に送検 工事の入札情報を漏らした官製談合事件 岐阜県警
岡﨑前池田町長を岐阜地検に送検 工事の入札情報を漏らした官製談合事件 岐阜県警
揖斐郡池田町が発注した空調機設置工事を巡り、指名競走入札に関わる情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された前池田町長の岡﨑和夫容疑者(76)が12日、岐阜地検に送検されました。警察は余罪も視野に捜査を進めています。
※記者
「午前9時過ぎです。岡﨑和夫容疑者を乗せた車両が大垣署から出てきました。カーテンに覆われていて、岡崎容疑者の姿は見えません」
岡﨑容疑者は町長を務めていたおととし7月上旬、温知保育園のエアコン設置工事の指名競争入札で、秘密事項になっていた指名業者の名前を入札参加業者に漏らした疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、長期政権の下で、他の工事などに関しても不正な関与がなかったかどうか、慎重に捜査を進めているということです。
警察は岡﨑容疑者の認否を明らかにしていません。
また、池田町議の野網義一氏は岐阜放送の取材に「公平な競争指名が行われていなかった」と話しました。
※野網義一町議
「総務課の閲覧できるものや議会で出されるものを見ると、明らかに談合しているのではないかなと思われるデータがあります。正規な競争がされていない。どこかで調整された数字だろうね」
岡﨑容疑者は約21年間町長を務めてきましたが、女性職員らに対するセクハラ問題で今年4月に辞職していました。