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岐阜市の居酒屋で食中毒 5人が下痢や嘔吐
岐阜市内の飲食店で食事をした女性5人が下痢や嘔吐など食中毒の症状を訴えていたことが分かりました。
岐阜市保健所は 食中毒と判断し、この店を営業禁止処分としました。
営業禁止処分を受けたのは、岐阜市玉宮町の割烹居酒屋「TAMAMiYA 伊奈波」です。
岐阜市保健所によりますと、「今月1日に職場の同僚9人で食事をした後、複数人が体調不良になっている」と連絡がありました。
調査したところ、20代から50代の女性5人が下痢や腹痛、嘔吐などの症状を訴え、このうち3人の便からカンピロバクター属菌が検出されました。
入院した人はおらず、いずれも快方に向かっているということです。
症状のあった5人が食べたのは鶏のユッケ、鶏の水炊き、刺身、揚げ物、焼魚などで、この5人に共通する食事は居酒屋で提供された食事以外にないことから、市保健所は、この店を原因とする食中毒と判断し、17日から営業禁止処分にしました。
岐阜市では 今年に入って、去年の同じ時期より4件多い5件(今回含む)の食中毒が発生しています。