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萬松館提訴の議案など可決 岐阜市議会定例会が閉会 岐阜市
岐阜市議会の6月定例会は25日、最終日を迎え、土地の明け渡しなどを求めて市内の老舗料亭を提訴する関連議案などを可決して閉会しました。
提訴は、市が所有する岐阜公園に隣接する土地と建物で営業する老舗料亭の萬松館に対して明け渡しなどを求めるもので、市は弁護士費用など訴訟の関連予算115万円も上程していました。
25日開かれた本会議では、一部の議員が反対討論を行い「市側はもっと話し合うべき。提訴は時期尚早」と意見を述べましたが、採決の結果、提訴する議案は賛成35、反対2で可決されました。
市と萬松館を経営する会社との間で結ばれていた賃貸借契約は、2024年2月に終了していたにも関わらず、会社側が明け渡しに応じていませんでした。
また、この日の本会議では、今月30日付で退任する谷山拓也副市長と後任の副市長として選任同意された阿部一臣氏からそれぞれあいさつがありました。
阿部氏は51歳。1999年に当時の建設省に入省し、高知県土木部参事などを経て、現在は国土交通省都市局の都市計画課で土地利用調査官を務めています。