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郷土愛詰まった「信長雑煮」 城南高校の冨成さんの雑煮レシピがグランプリ 岐阜市
オリジナル雑煮の日本一を決めるコンテストで、岐阜市の高校生がグランプリに輝きました。
「Zー1グランプリ」は、全国の小中高生が考えたオリジナル雑煮のレシピから日本一を決めるコンテストで、2回目の今回は全国各地から1107作品が集まりました。
「日本一の雑煮」を決める戦い。見事、グランプリに輝いたのは、岐阜市にある城南高校の調理科に通う冨成柚凪さんです。
冨成さんが考えたのは、その名も「信長雑煮」。各務原のニンジン、飛騨のホウレンソウ、県のブランド地鶏の奥美濃古地鶏などすべて県産の食材を使っています。
干し柿をメインに、だしには酒かすを加え、金箔も添えて豪華に仕立てた雑煮は、岐阜市出身の冨成さんの郷土愛とアイデアが詰まった一品です。
※冨成柚凪さん
「岐阜を詰め込んだ、織田信長をイメージした雑煮を作りたくて、信長が好きだったお酒と干し柿をベースに岐阜県産の豆餅だったりホウレンソウだったり、野菜を入れて作りました」
ことし2月から審査が始まり、専門家らによる厳しい審査を経て、4月には2作品にしぼられました。そして、今月1日から2日間、大阪市で最終審査が行われました。
最終決戦の相手は、鹿児島県の高校生が考えた「かごんま特製雑煮」。
来場者の投票で決まる最終審査の結果、「信長雑煮」が287票、「かごんま特製雑煮」が206票で冨成さんがグランプリを勝ち取りました。
※冨成柚凪さん
「干し柿にすごくびっくりされていたのと、意外と合うという反応と、おいしいねという感想をいただきました。前日に相手の方の雑煮を食べて、すごいおいしくて。少し自信がなかったんですけど、全国1位がとれてすごくうれしかったです」