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指示役の男 起訴内容認める 大垣強盗傷害事件の初公判

去年5月、大垣市内の住宅で現金が入った金庫などが奪われた強盗傷害事件で、指示役の...
岐阜地裁

 去年5月、大垣市内の住宅で現金が入った金庫などが奪われた強盗傷害事件で、指示役の男の初公判が2日、岐阜地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

 強盗傷害などの罪で起訴されたのは、梓澤竜馬被告(犯行当時19)です。

 起訴状によりますと、梓澤被告は去年5月、仲間と共謀して大垣市の男性会社役員の住宅に押し入り、暴行を加えて大けがをさせた上、現金2200万円が入った金庫などを奪った罪に問われています。

 また、この裁判では東京都中央区銀座の高級腕時計店で腕時計3億円相当を奪ったなどの罪も問われています。

 初公判で、梓澤被告は岐阜と銀座で起きた2つの事件について起訴内容を認めました。

 検察側は、梓澤被告が大垣市の事件で実行犯2人に現金を持ち逃げされたため、上位者から責任を負わされ、銀座の事件の実行犯として関与したと指摘しました。

 一方、弁護側は梓澤被告が犯行事実を認めていることなどを示して、情状酌量を求めました。

 判決は7月10日に言い渡されます。

 梓澤被告は少年法で実名報道が可能な「特定少年」として、岐阜地検が起訴した際に名前を公表しました。

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