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多治見で35.3度の猛暑日 22人が熱中症の疑いで搬送 食中毒警報も発表 岐阜県  

岐阜県内は3日、各地で気温が上がりました。多治見市では35.3度を観測し、猛暑日...
気温の上昇を示す温度計=3日午後0時46分、JR多治見駅の南口

 岐阜県内は3日、各地で気温が上がりました。多治見市では35.3度を観測し、猛暑日になりました。

 県内は日差しが届いたことに加え、上空に平年より暖かい空気が流れ込んだことから、最高気温は平年に比べ5度ほど高くなりました。

 日中の最高気温は、多治見市で35.3度、美濃加茂市で34.8度、大垣市で34.3度、岐阜市で34.2度など、県内23ある観測地点のうち6地点で今年最も暑くなりました。

 この暑さにより、県内では22人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。このうち、午後0時半ごろ、各務原市の自宅の庭で倒れていた女性(78)が重症ということです。

 また、県は今年初めての食中毒警報を発表しました。飲食店や県民に対して食品の取り扱いに注意するよう呼びかけています。

 県によりますと、県内では今年、食中毒が10件発生。378人が発症しています。

 警報は、48時間後の5日午前11時に自動的に解除されます。

 なお、岐阜県内は4日も気温が上がり、日中の最高気温は岐阜市で35度、高山市で32度と予想されていて、猛暑日になるところもある見込みです。

 気象庁などは、こまめに水分を補給し、エアコンを適切に利用するなど熱中症対策をするよう呼びかけています。

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