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大垣の強盗傷害事件 指示役の男に懲役10年の判決 岐阜地裁

2023年5月、大垣市内の住宅で現金が入った金庫などが奪われた強盗傷害事件で、指...
岐阜地方裁判所

 2023年5月、大垣市内の住宅で現金が入った金庫などが奪われた強盗傷害事件で、指示役の男の判決公判が10日、岐阜地裁で開かれ、懲役10年の判決が言い渡されました。

 判決を受けたのは横浜市神奈川区の無職、梓澤竜磨被告、犯行当時19歳です。

 この裁判は、去年5月、大垣市の男性会社役員の住宅に押し入り、男性に暴行を加えて大けがをさせた上、現金2200万円が入った金庫などを奪ったとして、梓澤被告が強盗傷害の罪に問われたものです。

 また、この裁判では東京都中央区銀座の高級腕時計店で腕時計など合計3億円相当を奪ったなどの罪にも問われています。

 判決で、裁判長は「岐阜の事件は被害者に恐怖心を与えるとともに、悪質である。東京の事件でも、共犯者らに指示を与えるなど、実行部隊の中で中心的な役割を果たした」などと述べ、梓澤被告に懲役10年の判決を言い渡しました。

 この裁判では、検察側が懲役13年を求刑し、弁護側は懲役8年が相当だと主張していました。

 岐阜地検は起訴の際に、少年法で実名報道が可能な「特定少年」として、梓澤被告の名前を公表しました。

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