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航空宇宙産業の軌跡をたどる企画展 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 岐阜県各務原市

岐阜県各務原市で航空宇宙産業の軌跡をたどる企画展「岐阜かかみがはら航空宇宙産業1...
航空機の材料を使った弁当箱や筆箱=13日午前、各務原市下切町、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

 岐阜県各務原市で航空宇宙産業の軌跡をたどる企画展「岐阜かかみがはら航空宇宙産業100年史」が開かれています。

 この企画展は、各務原市に飛行場や航空機の製造工場が開設されてから約100年がたったのを記念して開かれたものです。

 会場となった岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(宇宙博)で行われたオープニングセレモニーで、各務原市の浅野健司市長は「いろいろな体験ができる企画展。存分に楽しんでください」とあいさつしました。

 企画展では、飛行機のタイヤでつくったリアカーの車輪や三式戦闘機「飛燕」の部品でつくったくず入れ、それに航空機の材料を使った鍋や弁当箱、筆箱などが展示されています。

 また、パネル展示などもあり、飛行場の完成から航空機製造の始まり、さらに宇宙機器の製造へと発展した歴史を振り返りながら、未来の航空宇宙開発を紹介した内容となっています。

 このほか、川崎重工業が製造した無人ヘリコプター「K━RACER X━1」なども展示され、最新の技術に触れることができます。

 この企画展は、9月1日まで開かれています。

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