ニュース
- ニュース一覧
- 介護を学ぶ岐阜の若者と事業者が意見交流 介護現場の理解深める
介護を学ぶ岐阜の若者と事業者が意見交流 介護現場の理解深める
介護の仕事への理解を深めてもらおうと16日、高校生や大学生が介護の現場で働く人たちと意見を交わす授業が中部学院大学の関キャンパスで開かれました。
これは、高校生や大学生に介護福祉への理解を深め、進学や就職につなげようと各務原市が主催したもので、今年で3年目です。
授業には岐阜各務野高校 福祉課2年生と、中部学院大学人間福祉学科3年生から計39人、それに各務原市内で介護福祉事業に携わる8人が参加しました。
テーマは「介護現場の抱える課題」で、始めに学生らがイメージする課題として「人手不足」「賃金が低い」「仕事量が多い」などの意見をあげました。
その後、実際に現場で働く人が「職員教育の難しさ」や「デジタル技術の導入の遅れ」など、現場ならではの意見を上げ、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
授業は今年秋から冬に第2回が予定され、これらの課題の解決策を検討するということです。
※参加した高校生
「私は介護現場で働く人の課題と言ったら「給料が安い」とか「人手不足」とかだと思っていたけど、教育面で課題があるんだと、今日知れてすごく良かった」
※参加した大学生
「これから介護実習などもあるので、そういう所でまた課題を見つけていったり、どうやって改善していくべきなのかを学んでいきたい」