息子名乗る電話　８０代男性が１２０万円詐欺被害　岐阜・各務原署

　各務原市の高齢男性が息子を名乗る男らからのうその電話で、現金１２０万円をだまし取られる詐欺被害に遭いました。

 　警察によりますと、１６日午前１０時半ごろ、各務原市に住む８０代男性の家に息子を名乗る男から「株で３００万円もうかった。もうけた分の税金を納めていない。今日１２０万円納めれば大丈夫」「法律事務所の従業員が自宅に行くので現金を渡してほしい」などと電話がありました。

　話を信じた男性は、約１時間後に自宅を訪れた男に現金１２０万円を手渡してしまったということです。

　法律事務所の従業員を名乗る男は年齢が４０代くらい、身長約１６５センチ、長めの黒髪で、白いカッターシャツ、紺色のベストとズボン、革靴を履いていたということです。

　男性が息子本人に電話したところ、詐欺だと分かり、警察に通報しました。

　警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、本人ではない別の者が現金を受け取りにくるような場合は、詐欺を疑うよう呼びかけています。