映画「あゝ野麦峠」上映記念　野麦峠お助け小屋で特別展　岐阜県高山市

　明治時代、製系工場で働く工女たちの懸命な姿を描いた映画「あゝ野麦峠」が、岐阜市で上映されるのに合わせて、高山市にある「野麦峠お助け小屋」では、映画に関する特別展が開かれています。

　「あゝ野麦峠」は、明治時代、長野県岡谷市にある製系工場に岐阜県飛騨地方から野麦峠を越えて働きに出た少女たちの姿を描く山本茂実原作の映画で、１９７９年に製作されました。

　高山市高根町と長野県松本市の県境にある野麦峠の「野麦峠お助け小屋」には、公開当時の映画のポスターや写真パネル、台本、パンフレットのほか、ヒロインの工女「政井みね」を演じた女優 ・大竹しのぶさんのサインなど３０点が展示されています。

　この展示物は、現在閉館中の「野麦峠の館」などから集めた品々で、１１月初旬まで展示の予定です。

※野麦峠お助け小屋指定管理者 ジェック経営コンサルタント　坂本愛さん
　「野麦峠お助け小屋でも特別展示を行っています。ぜひ映画と一緒に野麦峠お助け小屋にもお越しください」

　映画「あゝ野麦峠」は、岐阜市の柳ヶ瀬ロイヤル劇場で、２０日から２６日まで上映されます。