岐阜第一と岐阜城北がベスト４進出　全国高校野球選手権岐阜大会　軟式野球では中京、多治見北が東海大会へ

　第１０６回全国高校野球選手権岐阜大会は２３日、長良川球場で準々決勝の残り２試合が行われ、岐阜第一と岐阜城北が勝ち、ベスト４が出そろいました。

　岐阜第一は大垣工業と対戦。先制はしたものの逆転され序盤から追いかける展開となりました。

　２対５で迎えた７回、この試合３度目の満塁の好機をつくり、代打の永安がフォアボールを選んで押し出し。１点を返します。

　さらに、満塁で代打・藤川が３塁線を破るタイムリー。ランナー２人が返って同点。試合を振り出しに戻します。

　９回は２アウト２塁で８番楠本。この当たりをセカンドが弾き、その間にセカンドランナー阪口が一気にホームを突いて１点を勝ち越し。

　この１点を守り切った岐阜第一が６対５で大垣工業を振り切りました。

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　第２試合。岐阜城北と大垣日大の試合も９回に試合が決まりました。

　岐阜城北は２回、２アウト２塁、１塁から１番長江のライト前タイムリーで１点を先制します。

　しかし、直後に大垣日大の９番岩永の２ランホームランで逆転され、その後もなかなか追い付けないまま迎えた９回。

　ヒットとフォアボールで２アウト満塁のチャンスをつくると、６番中本が１，２塁間を破るタイムリー。２人が返り、同点に追いつきます。

　続く７番青木がサード強襲の打球を放ち、２塁ランナーがホームに返ってサヨナラ。６対５で劇的な勝利を収めました。

　ベスト４に進出した県立岐阜商業、岐阜各務野、岐阜第一、岐阜城北は２４日に準決勝の組み合わせ抽選を行います。

　一方、第６９回 全国高校軟式野球選手権 岐阜大会最終日は、中津川市の中津川夜明け前スタジアムでＡ、Ｂゾーン代表決定戦が行われ、中京と多治見北がそれぞれ勝って、８月２日から静岡で開かれる東海大会への出場権を獲得しました。