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西濃運輸8年ぶりの4強進出 野崎の満塁本塁打で延長タイブレーク制す 都市対抗野球大会

 第95回都市対抗野球大会は10日目の28日、東京ドームで準々決勝が行われ、西濃運輸(大垣市)はNTT西日本(大阪市)と対戦し、延長タイブレーク11回の末8対4で勝ち、8年ぶりのベスト4進出を果たしました。

 西濃運輸は初回、小中と修行のタイムリーで2点を先制するも、その裏、NTT西日本に1点を返されます。

 3回には、NTT西日本の猛攻で3点を奪われ、4対2と逆転を許します。これに対し、西濃運輸は4回に北野、山﨑のタイムリーヒットで4対4の同点に追いつきます。

 投げては先発森岡、3回途中から山下、7回からはJR東海から補強の喜久川と繋ぎ、4対4で延長タイブレークに突入。

 延長タイブレーク10回は互いに得点を奪えず、西濃運輸は11回表、2アウト満塁からキャプテン野崎が初球をレフトスタンドに満塁ホームランを放ち、8対4としました。

 その裏、喜久川がNTT西日本打線をきっちり抑え、最後の打者をキャッチャーゴロに打ち取り、8対4で勝利。8年ぶりのベスト4進出を決めました。

 準決勝は29日午後2時から行われ、13年ぶりベスト4の仙台市のJR東日本東北と対戦します。

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