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踏切事故を受け現場点検 原因は踏切内での自動車立ち往生 岐阜県岐南町
ことし5月と7月に起きた羽島郡岐南町の踏切事故を受けて、警察や自治体関係者らが29日、事故の現場点検を行いました。
この2つの事故の原因はともに踏切内での自動車の立ち往生でした。
ことし5月、岐南町徳田西の名鉄名古屋本線の踏切で、電車と軽乗用車が衝突し女性1人がけがをしました。
その2カ月後、事故現場から約1キロ離れた岐南町徳田西の名鉄名古屋本線の踏切でも列車と軽乗用車の事故があり、女性が意識不明の重体で運ばれました。
2つの事故原因は踏切進入後の立ち往生でした。
この踏切事故を受けて、岐阜羽島警察署と道路管理をする岐南町が事故現場で道路状況を点検しました。
※岐阜羽島警察署 纐纈夕介交通課長
「こういう踏切は車がすれ違うことができない。踏切の近くに交差点があるため、いろんな方向からの車を確認しなくてはいけない。確認が疎かになりがちです」
また、纐纈課長は立ち往生した場合は遮断機のバーを押して渡ることや非常ボタンを押して安全を確保してほしいと呼びかけています。
岐阜羽島署と町は、事故現場の周辺に交差点マークや外側線を設けるなどして、車が安全に進入できる環境を整えていくことなどを検討しています。