甘くてみずみずしい飛騨桃「白鳳」　本格出荷を前に「目揃え会」　岐阜県高山市

　飛騨産の桃「白鳳」の本格的な出荷が始まるのを前に、出荷基準をそろえる目揃え会が、高山市で開かれました。

　飛騨地域で生産される桃は、昼夜の寒暖差が育む強い甘さとみずみずしい果汁が特徴です。

　お中元やお土産として人気が高く、なかでも「白鳳」は飛騨桃を代表する早生品種です。

　桃の栽培面積が２１ヘクタールと県内一を誇る高山市久々野町のＪＡひだ久々野果実選果場では、８月上旬の出荷最盛期を前に、地元の生産農家やＪＡ、市場関係者ら約４０人が桃の色づきや大きさなどの出荷基準を確認しました。

　今年の「白鳳」は春の霜害が無く天候に恵まれたため、例年と比べて一回りほど大きく、甘みも増しているということです。

※久々野町果実出荷組合　堤清高組合長　
　「天候にも恵まれて高糖度の大きいおいしい桃が採れると思います。ぜひ皆さん食べてみてください」

　飛騨桃はＪＡひだを通じて、９月上旬まで品種を変えながら岐阜・名古屋方面を中心に出荷されるほか飛騨地域のスーパーや各果樹園でも販売されます。