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岐阜城北 延長11回で力尽き、6対9で初戦敗退 第106回全国高校野球選手権大会開幕

 第106回全国高校野球選手権大会は7日、阪神甲子園球場で開幕し、第3試合に登場した県代表の岐阜城北は奈良の智弁学園と今大会初の延長タイブレークにもつれ込む大接戦の末、6対9で敗れ、2回戦進出はなりませんでした。

 2部制の導入で午後6時50分から始まった第3試合は岐阜城北が3回に1アウト1、3塁から1番長江のセーフティースクイズの内野安打タイムリーと1アウト満塁からの3番竹内のライト前タイムリーで2点を先制しました。7回に1点を返されたものの、8回裏には2アウト1、3塁からディレードスチールで1点を加え3対1と再び2点差としました。

 しかし、3対1で岐阜城北リードで迎えた9回、デッドボール、エラー、ヒットでノーアウト満塁とされ、犠牲フライで1点差に追い上げられ、2アウト1、3塁ながら、26年ぶりの夏の勝利まであとアウト1つとしたものの、智弁学園4番の中道に同点タイムリーを許し、試合は3対3で今大会初の延長タイブレークに突入しました。

 延長10回表裏は互いに3点ずつを奪い6対6で譲らず、延長11回に突入しましたが、11回表、守りのミスの連鎖からスクイズ、犠牲フライなどで3点を失い、その裏岐阜城北は送りバントの後、4番太田がショートライナーゲッツーに打ち取られてゲームセット、6対9で敗れました。

 岐阜城北のエース中本は10回途中まで12安打を打たれながらも12奪三振を奪う149球の力投でした。岐阜城北は少ないチャンスを確実に生かし、岩田、河野の好返球など守備のバックアップもあり、智弁学園を追い詰め最後まで粘りを見せましたが、延長11回で力尽き、初戦突破はなりませんでした。

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