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飛騨高山の夏の風物詩 「飛騨高山手筒花火」で厄落とし 岐阜県高山市

飛騨高山の夏の風物詩手筒花火の打ち上げが行われ、吹きあがる火柱と轟音に、国内外か...
火の粉を全身にあびながら手筒を構える組員=9日午後、高山市七日町、宮川河川敷特設会場

 飛騨高山の夏の風物詩手筒花火の打ち上げが行われ、吹きあがる火柱と轟音に、国内外から訪れた観光客が歓声を上げました。

 手筒花火の打ち上げは、飛騨高山手筒組が、打ち上げる人も見る人も厄落としができるようにと、「ヤ」の8、「ク」の9の語呂に合わせて8月9日に毎年打ち上げられ、今回で41回目となります。

 打ち上げを前に手筒組は、櫻山八幡宮で安全祈願祭を行った後「きやり唄」をうたい、提灯を片手に特設会場までパレードしました。

 宮川河川敷の特設会場では、威勢の良い掛け声とともに手筒組の37人が大小約170本の手筒花火に次々と火を付けました。噴き上がる豪快な火柱と、火の粉を全身に浴びながら手筒を構える勇壮な姿に、見物客から歓声や拍手が送られていました。

※飛騨高山手筒組 山下英次組長
 「この8月9日から来年の8月8日まで厄払いということで良い年を過ごせるように願っております」

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