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終戦の日 「犠牲者を忘れない」 遺族や自治体関係者らが追悼式 岐阜県大垣市
終戦の日の8月15日、県内各地で慰霊行事が行われ、大垣市では戦地や空襲で亡くなった人を慰霊する追悼式が開かれました。
大垣市笠木町の護国霊苑には、戦没者や戦災死没者約780人が祀られています。
追悼式は市連合自治会連絡協議会が6年ぶりに開きました。
午前10時から行われた式典には、遺族や自治体の関係者ら約150人が参列しました。犠牲者に黙とうを捧げた後、主催者を代表して市連合自治会連絡協議会の清水十三男副会長が式辞を述べました。
大垣市の石田仁市長は「二度とあのような悲劇を繰り返さないよう語り継いでいかなければならない」と追悼の言葉を述べました。
その後、参列者が1人ずつ献花台に花を手向け、戦没者らの冥福を祈りました。
遺族を代表して大垣市遺族会の小堀秀幸副会長は「戦争体験者も減り、戦争を語ることができる方は少なくなるばかり。犠牲となられた方を忘れることがないようにしたい」などと訴えました。