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乗鞍スカイライン仮設道路が完成 約2年ぶりの開通祝う 岐阜県高山市
路面崩落による復旧工事で通行止めが続いていた高山市丹生川町の山岳観光道路「乗鞍スカイライン」が20日、仮設道路の完成により約2年ぶりに開通しました。
乗鞍スカイラインは、岐阜と長野にまたがる日本一 高いところを走る長さ14.4キロの山岳観光道路です。
この道路は土砂災害や路面の崩壊により、長く通行止めが続いていましたが、仮設道路が設けられ2年ぶりに開通しました。
ほおのき平駐車場で出発式が行われ、テープカットで2年ぶりの開通を祝いました。
その後、観光客を乗せたバスが出発し、濃霧の中、つづら折りの山岳路を走り抜けました。
標高2702メートルにある畳平駐車場では、地元の「こまくさ保育園」の園児が、童謡の「山の音楽家」などを歌って歓迎し、特産のトマトを観光客らに振る舞っていました。
※山小屋宿泊の観光客
「お花畑と星空と、ご来光を見るのが楽しみです」
※乗鞍エンジョイプロジェクト協議会 宮前勝 会長
「家族そろって遊びに来てほしいと思っています。ぜひともお越しください」
乗鞍スカイラインは10月末まで運用され、バスやタクシー、自転車で通行できます。
現在は仮設道路の一部区間が片側通行となっていますが、県では2027年度中の全面復旧を目指しています。