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防災意識の向上へ「岐阜市防災フェア」を9月に開催 輪島朝市の出店も
能登半島地震の教訓を市民の防災意識向上につなげようと、岐阜市は22日、出張輪島朝市なども開催する「岐阜市防災フェア2024」を9月下旬に開催すると発表しました。
これは22日、開かれた岐阜市の定例記者会見で柴橋正直市長が明らかにしたものです。
※柴橋正直岐阜市長
「能登半島地震の教訓を踏まえた市民の防災意識の高揚を目的とし、いつ発生してもおかしくない自然災害に対しオール岐阜で備えることで、災害に負けない持続可能な地域コミュニティーの実現を進める1つのきっかけにしたいと思っております」
岐阜市では、能登半島地震を受け、輪島市などの被災地へ延べ410人の職員を派遣し、支援を行ってきました。
また、8月8日から15日にかけて南海トラフ地震臨時情報が出されたこともあり、日ごろの備えへの意識が高まっています。
こうした状況を受け、4回目の開催となる2024年度の防災フェアでは、「自助・共助・公助」を柱にさまざまな企画が展開されます。
「防災とSDGs」をテーマにしたトークショーや、被災地支援職員による活動報告などのほか、輪島市のシンボル「輪島朝市」も出張開催され、海産物や輪島塗などの工芸品が販売される予定です。
「岐阜市防災フェア2024」は9月28、29日に岐阜市のマーサ21で開かれます。