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消防に関連した道具や歴史資料を紹介 岐阜市歴史博物館
消防に関連した道具や歴史資料を紹介する企画展が岐阜市歴史博物館で開かれています。
この催しは、江戸時代以降の消防道具や資料などを一堂に展示して、岐阜の消防の歴史を知ってもらおうと岐阜市が開きました。
会場には、岐阜市とその近郊に残る纏(まとい)やポンプなど、100点余りが展示されています。
このうち、全長3.5メートルの大団扇(うちわ)は、江戸時代の長良村で飛んでくる火の粉をあおいで払い、延焼を防ぐために使われたもので、岐阜市歴史博物館では初公開です。
また、明治時代に加納の火消組が使った半纏(はんてん)には、華やかな役者の絵が描かれています。
このほか、大正時代や昭和初期に使われた消防ポンプなどもあります。
岐阜市歴史博物館の松島裕大さんは「消防は生活にとって身近なテーマなので、幅広い世代に見てもらいたい」と話していました。
この企画展は9月16日まで開かれていて、9月1日には消防音楽隊のコンサートなどイベントも行われます。