ニュース

  • ニュース一覧
  • 災害救助犬、がれきからの救助訓練 大地震想定し岐阜県警や関連団体が連携 海津市

災害救助犬、がれきからの救助訓練 大地震想定し岐阜県警や関連団体が連携 海津市

災害現場での救助活動に欠かせない存在の災害救助犬。岐阜県警は4日、地震発生に備え...
訓練に参加した災害救助犬と隊員ら=4日午前、海津市南濃町、中部災害救助犬訓練所

 災害現場での救助活動に欠かせない存在の災害救助犬。岐阜県警は4日、地震発生に備え災害救助犬と連携した訓練を行い、がれきからの救助の手順などを確認しました。

 訓練は、9月1日の防災の日に合わせて毎年この時期に行われていて、海津市南濃町の中部災害救助犬訓練所を会場に、県警広域緊急救助隊の隊員や民間団体の「中部災害救助犬」のメンバーら約50人が参加しました。

 訓練は大規模地震が発生し行方不明になった住民を救出する想定で行われ、災害現場に見立てて土砂に埋まった建物や車などが並ぶ訓練所の中を、災害救助犬がにおいを頼りに要救助者を捜索。見つけると、その場で何度もほえて居場所を伝えていました。

 隊員たちは居場所が分かると、がれきをかきわけて狭い場所に入り込み、バックボードに救助者の体を固定して、外に運び出していました。

※中部災害救助犬 近藤正美代表
 「互いに情報を共有することで早く見つけられる。こういう訓練は今後も大事」

※県警広域緊急救助隊 村山和之大隊長
 「今後、現場で一人でも多くの方を救出するためには、できる限りの方法で捜索をする必要がある。ドローンや災害救助犬との連携は重要な方法なので今後も進めていきたい」

関連記事