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地震による駅の雑踏事故を想定した訓練 警察や消防などが連携を確認 JR岐阜駅
8月に 初めてとなる南海トラフ地震臨時情報が発表され地震への備えが求められる中、JR岐阜駅で5日、多数の負傷者の発生を想定した救助訓練が行われました。
救助訓練には警察や消防、JR東海、駅ビルに入るアスティ岐阜の関係者計約90人が参加しました。
訓練は、地震発生によって駅の中の階段で雑踏事故が起き、多数の負傷者が出た想定で行われ、通報で駆け付けた消防や警察が連携して被害の状況を確認。
救急隊員が、治療の優先順位を決める「トリアージ」を行ったり 負傷者をストレッチャーで搬送したりして、災害現場での救助の手順を確かめました。
一方、警察やJR東海の職員らは二次災害を避けるため、歩ける負傷者や他の利用者を安全な場所に誘導するなどして万が一に備えていました。
※岐阜県警 小栗幸輝 警備課長
「いつ大きな地震が発生して多数の負傷者が出るか分からない中で、今回 訓練したことを生かして、冷静に迅速かつ安全な救助活動ができるように我々も訓練をさらに積み重ねていくということも必要だと感じました」