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自転車のヘルメット着用率向上を考えてもらおう 高校生が討論会 岐阜県警察本部

自転車に乗る際にはヘルメットを着用することが2023年4月から努力義務化されてい...
高校生のヘルメット着用率向上について話し合う討論会=10日午後、岐阜市薮田南、県警本部

 自転車に乗る際にはヘルメットを着用することが2023年4月から努力義務化されていますが、特に高校生の着用率の低さが課題となっています。高校生の着用率向上について話し合う討論会が10日、県警で行われました。

 県警によりますと、2019年から5年間のまとめで自転車乗車中の死傷者のヘルメットの着用率は、全年代の平均が17.0%のところ、中学生が64.9%、高校生はわずか3.1%にとどまっています。

 このため、県警では高校生自身に着用率の向上を考えてもらおうと、討論会を初めて開きました。この日は岐阜地区の高校と特別支援学校から生徒26人が参加しました。

 生徒たちは、現状を報告しながら「事故の体験を聞く会を開いてはどうか」「ヘルメットを展示してデザインや機能などを知ってもらったら」などと意見を出していました。

※岐阜城北高校 稲澤倫太郎さん
 「見た目が嫌でヘルメットを着けていな人が多くいる。見た目が嫌っていう理由で命を落としてしまうくらいなら、絶対着けた方がいいということをみんなに伝えたい」

※県警交通企画課 髙橋宗希企画係長
 「ぜひ各高校でいろんな取り組み、ヘルメット着用にむけた取り組みを実施していただいて、ヘルメット着用率向上に向けて取り組んでいただけたらと思っています」

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