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北アルプス秋山遭難防止へ 県警山岳警備隊が呼びかけ 岐阜県

北アルプスでの秋山登山の遭難事故を防止しようと、県警山岳警備隊は14日、高山市で...
登山者にセーフティーカードを配る隊員=14日午前、高山市奥飛騨温泉郷神坂、新穂高ロープウェイ

 北アルプスでの秋山登山の遭難事故を防止しようと、県警山岳警備隊は14日、高山市で登山客らに安全な登山を啓発しました。

 県警では、遭難が増加傾向にある秋山シーズンに合わせ、10月15日までの約1カ月間を『北アルプス秋山警備期間』と定め、県警山岳警備隊が登山指導センターや穂高岳山荘に常駐し、警備を強化します。

 北アルプス登山の玄関口でもある高山市奥飛騨温泉郷の新穂高ロープウェイ、しらかば平駅では、隊員らが、始発を待つ多くの登山者に、遭難時の注意点などが記されたセーフティーカードを配るなどして安全な登山を呼びかけました。

 県警山岳警備隊の陶山慎二朗副隊長は「秋山は日没時間が早くなるので、目的地に早く到着できるよう計画的に安全登山に努めてほしい」と話していました。

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