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飛騨の里の「車田」で稲刈り 岐阜県高山市
高山市の観光施設「飛騨の里」で15日、円形の田んぼ、「車田(くるまだ)」で稲刈りが行われ観光客らが珍しい稲刈りの風景に見入っていました。
かつて伊勢神宮に奉納する米を作っていたとされる「車田」は、車輪のように円形に苗を植えるのが特徴で車田が残るのは、高山市松之木町と新潟県佐渡市の2カ所のみといわれています。
「飛騨の里」には車田を再現した田んぼがあり、そろいの法被に笠をかぶった3人の職員が、鎌を使って黄金色に実った稲を一株ずつ丁寧に刈り取っていました。
また、特設テントでは、去年収穫された「もち米」で作られた大福餅が観光客らに振る舞われました。
※観光客
「田んぼの仕事が難しそうだと思いました」
今年は約60キロのもち米を収穫する予定で、正月に館内の施設に飾る
「花もち」や「鏡餅」に使われ、わらは「しめ縄」に利用されます。