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岐阜県と御嶽山噴火からまもなく10年 犠牲者を慰霊 安全を誓う

死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山の噴火から9月27日で10年になるのを前...
慰霊式の様子=23日午前11時ごろ、下呂市

 死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山の噴火から9月27日で10年になるのを前に、ふもとの下呂市で23日に慰霊式が行われました。

 慰霊式には、下呂市の山内登市長や関係者ら13人が参列し、発生時刻の午前11時52分に合わせて黙祷を捧げ、献花台に花を手向けました。

 山内市長は、「この大災害を忘れることなく永遠に語り継ぎ、教訓として安全な登山に務めていただきたい」とあいさつしました。

 また、多くの登山者が訪れる下呂市小坂町の登山口には、献花台が設置され登山者らが静かに手を合わせて犠牲者の冥福を祈りました。

※山内登 下呂市長
「下呂市ではことし、(噴石などから登山者を守る)シェルターを岐阜県側では初めて設置し、2025年度はもう1基設ける予定。いざという時の備えを岐阜県側でもしっかりやっていきたいと考えています」

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