岐阜盲学校の生徒がメイクに挑戦　ガイドメイクセミナー開催　岐阜市

　視覚障害のある人が自分で簡単に実践できる化粧法「ガイドメイク」の体験会が２４日、岐阜市の岐阜盲学校で開かれました。

　セミナーは、１０月１０日の目の愛護デーに合わせ、資生堂ジャパンが、化粧を通して誰もが自分らしく過ごせる社会の実現を目指して企画したものです。

　岐阜市の岐阜盲学校の高等部に通う生徒９人が２４日は、ガイドメイクに挑戦しました。

　「ガイドメイク」とは、視覚に障害のある人が自身の手や指を顔に当ててそれに沿ってスキンケアからメイクアップまでを自分で行う化粧法です。

　セミナーではメイクに加えて、ボディケアやヘアケアの講座も行われ、参加した生徒らは、担当者のサポートを受けながら、身だしなみの整え方を楽しく学んでいました。

※生徒
　「周りの反応を見ていると、少しは明るく見えているのかなと感じた」
　「メイクをやってみたいなとすごく興味があったので楽しかったです。就職してからも必要になることだと思うので是非身につけたいなと思いました」

※資生堂ジャパン　林香里さん
　「皆さんが、どんどん楽しくご自身をアピールし、自信を持つきっかけにしていただきたい」