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池田町の官製談合事件 贈賄の罪に問われた元社長が起訴内容認める 岐阜地裁で初公判
揖斐郡池田町が発注した工事の指名競争入札を巡る官製談合事件で、前の町長に現金100万円を渡した電気工事会社の元社長の男の初公判が27日、岐阜地裁で開かれ、元社長は起訴内容を認めました。
贈賄などの罪で起訴されたのは電気工事会社の元社長、久富幸司被告62歳です。
起訴状によりますと、久富被告は2022年2月、池田町が発注する工事の指名競争入札を巡り、便宜を図ってもらう目的で、前の町長で加重収賄の罪で起訴された岡﨑和夫被告に現金100万円を渡したとして贈賄などの罪に問われています。
初公判で、久富被告は「間違いはございません」と起訴内容を認めました。
検察側は、久富被告が便宜を期待して2011年ごろから商品券を手渡していたが効果を感じられず、本気で指名を受けるため現金100万円を渡すことを考えたと指摘しました。
一方、弁護側は「公訴事実は争わない」と述べました。
次回の公判は、11月20日です。