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ロッククライミングで男性が滑落 2人が骨折などのけが 北アルプス・錫杖岳の前衛壁
29日午前、高山市の北アルプスで、2人1組でロッククライミングをしていた男性が滑落し、男女2人が骨折するなどの大けがをしました。
事故があったのは、高山市奥飛騨温泉郷栃尾の北アルプス錫杖岳(標高2186メートル)の前衛壁(標高約1700メートル地点)で、29日午前9時ごろ、「クライミング中に相方が落ちました」と警察に通報がありました。
滑落したのは、神奈川県伊勢原市の男性会社員(60)で、両足と左手首を骨折する大けがをしました。
ロープで連結されていたペアの神奈川県秦野市の女性事務員(52)は、左中指の一部を切断するけがをしました。
警察によりますと、男性は25メートル地点で、落としたクライミング道具を拾おうと下っている途中に足を滑らせたということです。
現場は錫杖岳 南東約500メートルの前衛壁で、2人は「注文の多い料理店」と呼ばれる人気コースを登っていたということです。