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D1GP蕎麦切(シバタ) 第6戦 完全優勝 & 総合2連勝
国内最高峰のドリフト競技「D1グランプリ」の第6戦が29日、福島県のエビスサーキットで行われ、加茂郡坂祝町のシバタレーシングチームに所属する蕎麦切広大選手が第5戦に続き総合2連勝を果たしました。第6戦は、単走でも優勝したため、完全優勝となりました。
2000年からスタートしたD1グランプリは、2024年からJAF(一般社団法人日本自動車連盟)から日本選手権に認定されたドリフト競技で、2024年5月に開幕し11月までに10戦が行われ、シリーズチャンピオンが決まります。第6戦には、38台が出場。個々に走りポイントで競う「単走」の上位16台が、2台ずつ走行する「追走トーナメント」に進出し、覇を競いました。
今季からの新車両「GR86」に自社で最新のシバタイヤ200Dを装着し出場するシバタレーシングチームのエース蕎麦切広大選手は、前日の第5戦で今季初の総合優勝した勢いそのままに第6戦を迎えました。1人2本ずつ走る単走では2本とも高得点を記録し、このうち2本目はひとりだけ99点台をマーク。単走優勝を手にして、「追走トーナメント」に進出しました。
車両と一体となりコースを攻略した蕎麦切選手は、追走トーナメントでもまさに無双状態。準決勝では、今季第2戦で総合優勝している日比野哲也選手(SHIBATA RACING TEAM)との同チーム対決を制すと、決勝では、今季第1戦で完全優勝している中村直樹選手(TEAM VALINO × N-STYLE)に勝利し、単走に続いて追走トーナメントでも総合優勝となり、完全優勝を決めました。日比野選手は3位でした。
表彰式後、チームスタッフらに胴上げされた蕎麦切選手は「見に来ていただいたファンの皆さんに、会場へ来てよかった、D1GP楽しかったと思っていただける走りがしたい一心だった。単走から気持ちよく走れたのも、スポンサーやチーム関係者の皆さまのおかげ。残り4戦も、楽しく魅せる走りをします」と語りました。
シバタレーシングチームの柴田達寛オーナーは「前半戦の4戦が良い結果じゃなかったので、この3か月、勝つためにどうすれば良いかチームみんなで考えたことが、良い結果につながったと思う。チーム、会社が一丸となったのが良かった」とチームスタッフをはじめ社員を労いました。
D1グランプリ第7戦は10月26日、大分県のオートポリスで行われます。
【第6戦 終了時点のランキング】
<2024年ドライバーズランキング>
1.中村 直樹(TEAM VALINO × N-STYLE) 119
2.日比野 哲也(SHIBATA RACING TEAM) 108
3.齋藤 太吾(FAT FIVE RACING) 106
4.蕎麦切 広大(SHIBATA RACING TEAM) 79
5.松山 北斗(TEAM TOYO TIRES DRIFT 2) 63
<2024年単走シリーズランキング>
1.中村 直樹(TEAM VALINO × N-STYLE) 86
2.日比野 哲也(SHIBATA RACING TEAM) 72
3.村上 満(Repair Create × Result Japan) 68
4.蕎麦切 広大(SHIBATA RACING TEAM) 63
5.松山 北斗(TEAM TOYO TIRES DRIFT 2) 60
<2024年チームシリーズランキング>
1.SHIBATA RACING TEAM 114
2.FAT FIVE RACING 98
3.TEAM VALINO × N-STYLE 89