２万株の菊が彩る「たけふ菊人形」　福井・越前市のＰＲキャラバンが来場を呼びかけ

　福井県越前市の秋の恒例イベント「たけふ菊人形」が４日に開幕するのを前に、越前市のＰＲキャラバンがぎふチャンを訪れました。

　「たけふ菊人形」は、２００種２万株の菊であふれる全国有数の菊人形祭りで、１１月４日までの１カ月間、越前市の武生中央公園で開かれます。

 　毎年人気を博しているのは、大河ドラマをテーマにした菊人形です。ことしの「光る君へ」の主人公、紫式部は越前市とゆかりが深いことから、例年よりも規模を拡大し、４つの場面、計１１体の菊人形で時代絵巻が表現されます。

　また、期間中は連日、ＯＳＫ日本歌劇団のショー「たけふレビュー」が上演されるほか、週末を中心にご当地グルメなどのイベントが催されます。

 　越前市観光誘客課の大塚宏之さんは「冠山峠道路の開通で岐阜からのアクセスが向上した。会場内の大河ドラマ館も開催中で、越前市で暮らした紫式部の魅力を知っていただけたら」と来場を呼びかけていました。

※越前市のＰＲキャラバン
　「北陸の秋の風物詩『たけふ菊人形』がまもなく始まります。園内では大河ドラマ館、ＯＳＫたけふレビューも開催しています。期間中、何度も足をお運びください」