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60代女性が詐欺被害 宅配便と手渡しで3800万円だまし取られる 岐阜県大垣市

大垣市の60代の女性が特殊詐欺の被害に遭い、宅配便で現金を送ったり路上で手渡した...
大垣警察署

 大垣市の60代の女性が特殊詐欺の被害に遭い、宅配便で現金を送ったり路上で手渡したりして計3800万円をだまし取られていたことが分かりました。

 被害に遭ったのは、大垣市に住む60代のパートの女性です。

 警察によりますと、今年7月、女性の自宅に警察官を名乗る男から電話があり、「逮捕した犯人が、あなたから通帳を買ったと話している。あなたが詐欺事件の重要参考人となっている」と告げられました。

 その後、検察官を名乗る男から「お金を他の口座に移す必要がある」とSNSで連絡があり、宅配便で送るよう指示されました。

 信じた女性は、8月14日から26日までに3回にわたり計950万円を宅配便で東京都内の住所に送ったということです。

 また、同様にSNSで指示され、今月4日までの1か月間に大垣市内の路上で金融庁の職員を名乗る男に5回にわたって計2850万円を手渡してしまったということです。

 7日になってSNSでの連絡が取れなくなり、女性が警察に相談しました。

 警察は 特殊詐欺として捜査していて、警察官や検察官を名乗る電話は詐欺を疑うよう呼びかけています。

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