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青雲館100年記念 柳ケ瀬映画館の歴史を語り合うイベント 岐阜県
柳ケ瀬の映画館の歴史をひも解くイベントが岐阜市で開かれ、有識者らが 大勢の客が訪れた昭和時代の映画館について語り合いました。
このイベントは柳ケ瀬商店街の映画館「青雲館」(現在のロイヤル劇場)が開館100年を迎えるのを機に行われました。
会場となった岐阜市日ノ出町の無印良品柳ケ瀬店の交流スペースには40代から60代を中心とした映画の愛好家約30人が集まりました。
会場では映画の興行に詳しい専門家らがトークを展開し、参加者は 話の中に登場する子どもの頃に見た映画のタイトルに懐かしさを感じているようでした。
かつては全国各地にあった映画館が次第に閉館していく中、羽島映画資料館前館長の近藤良一さんは、「青雲館は100年にわたり同じ場所で、同じ会社が経営していることがすごい」と語りました。
また、岐阜土地興業取締役の磯谷貴彦さんは映画の興行について「文化を育み継続するにはお金がいる。なんとしてでも映画館を継続するという思いをもっている」と映画館の存続の難しさを語りました。