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「全国地域安全運動」始まる チラシ手渡し詐欺被害防止を啓発 岐阜県大野町の道の駅

特殊詐欺の被害防止など安全で安心して暮らせるまちづくりを目指す「全国地域安全運動...
警察官から啓発チラシを受け取る買い物客=11日、揖斐郡大野町下磯、道の駅パレットピアおおの

 特殊詐欺の被害防止など安全で安心して暮らせるまちづくりを目指す「全国地域安全運動」が11日から始まり、各地で啓発活動が行われています。

 揖斐郡大野町の道の駅「パレットピアおおの」では、揖斐警察署の署員や地元の地域安全指導員、防犯協会員ら約20人が店舗の入口付近に立ち、詐欺の手口をイラストなどで紹介したチラシを買い物客らに配っていました。

 県警によりますと、ことし8月末現在、オレオレ詐欺などの特殊詐欺の認知件数は235件で、被害額は約5億8000万円に上っています。

 また、昨今被害が深刻化している投資への関心に乗じた「SNS型投資詐欺」や相手の恋愛感情に付け込む「ロマンス詐欺」の合計被害額は8月末現在で20億円を超え、警察では注意を呼びかけています。

※揖斐警察署 中村征仁生活安全課長
 「特殊詐欺、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺が社会問題化しています。その多くでスマートフォンがその入口になっています。家の戸締りと同じように、携帯電話などのデジタル機器にも鍵をかけていただくようにお願いします」

 今年の「全国地域安全運動」は、子どもと女性の犯罪被害防止や特殊詐欺の被害防止などが重点に挙げられていて、10月20日まで全国一斉に取り組みが行われます。

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