「クラウドサービスの料金未納」うその電話で２０代男性が約３０万詐欺被害　岐阜・関署

　関市に住む２０代男性が１０日、「クラウドサービスの料金が未納」などといううその電話で、現金約３０万円をだまし取られる被害に遭いました。

　警察によりますと、１０日午後４時ごろ、関市に住む２０代の男性会社員のスマートフォンに「料金の未納」を伝える自動アナウンスの電話がありました。

　男性がアナウンスに従って操作すると、電話はその後 ＮＴＴファイナンスをかたる男に切り替わり、「クラウドサービスの料金が未納になっている。きょう支払わなければ裁判になる」などと言われました。

　話を信じた男性は、関市内のＡＴＭから男が指定した口座に現金２９万６０００円を振り込んでしまったということです。

　その後、別の男から電話があり「ほかにも２社で不正利用がある。４８万円支払う必要がある」などと言われたことから、不審に思った男性が警察に被害を届け出ました。

　警察は 架空請求の特殊詐欺事件として捜査しています。