ペットボトルの「ぎふコーラ」登場　岐阜県揖斐川町の薬草使った炭酸飲料　１４日発売

　揖斐郡揖斐川町特産の薬草を使ってシロップタイプのコーラ「ぎふコーラ」を開発した有志のメンバーが、そのまま飲めるペットボトルタイプの新しい商品を発表しました。
 
　新しい商品は、原料に揖斐川町春日地域で採れるヨモギやカキドオシ、ドクダミ、ヤブニッケイを使っていて、炭酸のさっぱりした飲み心地と爽やかな香りに仕上がっています。

　開発に携わったのは「ぎふコーラプロジェクト」の３人。揖斐川町の元地域おこし協力隊の泉野かおりさん、揖斐川町出身の四井智教さん、岐阜市で飲食店を営む片山治さんです。

　３人は岐阜ならではの特産を作りたいと意気投合し、４年前に春日地域の薬草を使ったシロップタイプの「ぎふコーラ」を開発しました。

　揖斐川町役場で新商品の発表会に臨んだ３人は「手軽に飲める魅力的な商品に仕上がった」「苦い薬草のイメージが払しょくできた」と手応えを話しました。

　新商品は「清流の国ぎふ文化祭」２０２４の関連行事として、揖斐川歴史民俗資料館で１０月１４日に開かれる「薬草文化展」で販売されるということで、３人は「薬草文化の発信につながれば」と意気込んでいます。

※ぎふコーラプロジェクト　四井智教さん
　「ぎふコーラのそのまま飲めるペットボトル作りました。ぜひ手に取ってみてください」

　新商品は２６０ミリリットル入り税込み６４８円で、薬草文化展のほか、揖斐川町内や岐阜市内でも取り扱います。