産業廃棄物を扱う会社で火事　近隣の４世帯が一時避難　岐阜県各務原市

　１１日午後、各務原市の産業廃棄物を扱う会社で火事がありました。黒煙が立ち上り、現場は一時騒然としました。

　火災が発生したのは各務原市那加山後町の昌平商事の敷地内で、１１日午後２時３８分ごろ、爆発が起きて煙が上がっているのを近くの住民らが見つけ、１１０番や１１９番通報しました。

　警察によりますと、敷地内にある産業廃棄物を重機で解体中、カセットボンベをつぶした際にガスが漏れて引火し、集積物が燃えたということです。

　出火当時、作業をしていた３０代の男性従業員１人が煙を吸ってのどの痛みを訴え、病院に搬送されましたが、けがはありませんでした。

　発生時、現場からは黒煙が立ち上り、近くの４世帯が避難したということです。

　消火作業が行われ、付近への延焼はありませんでした。現場はＪＲ長森駅から北東約２キロの場所です。

　警察で原因や被害状況などさらに詳しく調べています。