キャッシュカードをだまし取られ３００万円引き出される　８０代女性が詐欺被害　岐阜県山県市

　山県市の８０代の女性がキャッシュカード２枚をだまし取られ、現金３００万円を引き出される特殊詐欺の被害に遭いました。

　１０月上旬、山県市の８０代の女性の自宅に電機店の店員を名乗る男から「あなた名義のクレジットカードが不正に使われている」と電話があり、その後、警察官を名乗る男から「捜査のために自宅に行く。キャッシュカ―ドの枚数と暗証番号を教えてほしい」と電話がありました。

　後日、自宅を訪れた郵便局員を名乗る男に指示され、女性はキャッシュカード２枚を封筒に入れ、その際、暗証番号も伝えたということです。

　封筒は女性の手元にありましたが、しばらくして中身を確認したところ、自分のキャッシュカードではない別のカードが入っていました。

　女性は１０日、警察に相談しましたが、２つの口座からは合計３００万円が引き出されていたということです。

　警察は特殊詐欺として捜査しています。